浸水被害の危険/Risk of flood damage

ゲリラ豪雨による浸水災害の危険性

近年、台風や前線の活発化による大雨に加え、気候変動やヒートアイランド現象などの影響により、狭い範囲に短時間で猛烈に降る雨(いわゆるゲリラ豪雨)が、都市部を中心に各地で観測され、被害が報告されています。
中でも地下鉄・地下街・地下駐車場・地下エレベーターへの出入口、マンション・オフィスビル・公共施設・ショッピングセンター等の出入口は、特に浸水被害に気をつけなければなりません。
ではその注意すべきゲリラ豪雨の特徴とはなんでしょうか?

  • 【特徴1】いつどこで起きるか分かりにくい
    降雨範囲があまりに局所的すぎるため、どこで発生するか、天気予報等での予測が非常に困難です。
  • 【特徴2】浸水対策など対応する時間が少ない
    突然の豪雨により一気に水かさが増すため、迅速な対応が必要となります。
  • 【特徴3】低い土地に甚大な被害を及ぼす
    地面に吸収されない雨水。舗装された道路が水路のようになり、一気に低床地に流れ込みます。

だから!

浸水被害などの対策には、過去の事例やその地域の特性を知り、災害に備えることが重要です。
近年の集中豪雨による都市型災害の実例や傾向、浸水被害を受ける都市の現状について下記に紹介しています。

過去にあった浸水被害の実例

〇 平成20年8月末豪雨 <H20.8 愛知県岡崎市>

平成20円8月29日深夜、ほとんど雨の降らない状況から急激な雨量を短時間で観測(3時間で240mm)複数の中小規模の河川が溢水し、各地で内水氾濫が多発。落雷による停電で避難勧告等の伝達は困難に。
<岡崎市の被害状況:死者2名、住宅の全壊6棟、半壊3棟、床上浸水1,110棟、床下浸水2,255棟>

平成20年8月末豪雨による浸水被害(愛知県岡崎市提供)
<総務省消防庁ホームページより引用>

梅平橋(2k400付近)右岸付近の浸水状況
<愛知県ホームページより引用>

〇 台風14号・秋雨前線による豪雨 <H17.9 東京都 杉並区>

平成17年9月4日、午後8時過ぎ発令の大雨洪水警報から約40分後に時間雨量110mmの猛烈な雨量を観測。
内水氾濫後に河川の溢水による水害が平行して発生。
警報発令から被害発生までが非常に短時間に展開し、台風を想定した従来の水害対策では避難対策などの対応が間に合わず、大きな被害が発生した。
<杉並区の被害状況:住宅の一部損壊1,201棟、床上浸水669棟、床下浸水444棟>

東京都杉並区妙正寺川北原橋付近。
左の写真は平常時のときのもの。右の写真は平成17年9月4日深夜、猛烈な雨が降ったときの様子。(写真提供:中野区)
<H23.11月「内閣府ホームページ 防災情報のページ H20年度広報ぼうさい」より引用>

浸水災害は、もう身近な危険です!

上記の事例の他にも、皆さんの記憶に新しい甚大な被害も多いと思います。
つまり、それほど近年は豪雨による水害が頻繁に起こっており、浸水災害は身近な危険と言わざるを得ません。
『対岸の火事』…なんて甘い認識が更に大きな被害に繋がってしまうため、早急な対策が必要とされています。

近年の浸水被害状況について

〇 近年の雨はこんなに激しい雨量・回数なんです

地球温暖化などにより、近年は下水道の計画機能を上回る集中豪雨が確実に増えているのがグラフを見て分かると思います。
短時間で記録的な集中豪雨が局地的に観測され、その予想は困難です。

1時間降水量50mm以上の年間発生回数(気象庁資料より)(全国のアメダス地点より集計した1,000地点あたりの回数)
<H23.11月 国土交通省ホームページより引用>

〇 降雨による浸水被害が増えていること知っていますか?

下記の円グラフは、東京都の近年10年間の水害被害額を示したものです。
近年はゲリラ豪雨のような局地的な豪雨が頻発し、内水氾濫による被害が大きいことが分かります。

平成11〜20年度の10年間の合計(出典:水害統計)
<H23.11月 国土交通省ホームページより引用>

氾濫の種類 〜外水氾濫と内水氾濫〜

水害は、大きく外水氾濫内水氾濫に分けられます。

外水とは河川の水を指し、外水氾濫とは河川自体の水位が上昇して起こる水害を言います。大量の水が一気に市街地に流れ、住宅等の浸水や人的被害など、広範囲に及ぶ大惨事となることもあります。

内水とは堤防より外の市街地などに降る雨のことで、内水氾濫とは降雨量が下水排水や貯留施設などの雨水の処理能力を超える水害を言います。

〇 都市構造は年々変化している

舗装面積が増え、雨水は地下に浸透しにくく、下水への排水量が急増しています。
地下空間の利用が増え、浸水災害が起こった場合、大きな被害を受けやすい構造に年々変化しています。

都市化の進展により短時間に大量の雨水が流出(東京都区部の例)
<H23.11月 国土交通省ホームページより引用>

地下街と床面積の水位(鹿島技術研究所データ)
<H23.11月 国土交通省ホームページより引用>

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  • etc.

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